
反対咬合
顎の成長は上顎から始まり、個人差はありますが、10歳ごろに上顎の成長のピークを迎え、その後下顎の成長のピークが来ます。成長過程の反対咬合は、下の前歯が邪魔をして上顎の成長を抑制し、成長が不十分なまま下顎の成長のピークを迎えることによって、将来的に骨格性の下顎前突となり、治療には手術が必要な場合もあります。このように、顎の正常な成長に影響を及ぼす可能性があるため、早期の治療が望ましいです。
使われる矯正装置の種類
- プレオルソ
- リンガルアーチ
- 上顎前方牽引装置
子どもの矯正
子どもの矯正治療は一期治療と呼ばれ、大人の矯正治療(二期治療)と比較し、骨格的な成長にアプローチできるというメリットがあります。子どもは骨格的な成長の伸び代があるため、例えば歯が生える土台となる顎骨が小さく、歯が綺麗に生えるスペースが少ない場合は顎の成長を促進させてあげる装置を使うことで将来的に歯並びを良くすることができたり、上顎や下顎の前方成長が少なく、出っ歯や反対咬合になっている場合はそれぞれの成長を促進して骨格の不正をできるだけ正すこともできます。
また、歯並びや噛み合わせはお口の周りの筋肉や、舌の筋肉の作用が密接に関係しており、筋肉が発達していないと出っ歯になったり反対咬合になったりすることがあります。
子どもの矯正治療はそんな骨格や筋肉にアプローチすることで、大人になった後も安定的に綺麗な歯並びを保つことが目的です。一期治療を始める時期の目安は大体7〜8歳くらいですが、筋肉のアプローチなど、3〜5歳くらいから始めた方がいいケースもあります。
お子さんの矯正治療のタイミングについてお気軽にご相談ください。
反対咬合
顎の成長は上顎から始まり、個人差はありますが、10歳ごろに上顎の成長のピークを迎え、その後下顎の成長のピークが来ます。成長過程の反対咬合は、下の前歯が邪魔をして上顎の成長を抑制し、成長が不十分なまま下顎の成長のピークを迎えることによって、将来的に骨格性の下顎前突となり、治療には手術が必要な場合もあります。このように、顎の正常な成長に影響を及ぼす可能性があるため、早期の治療が望ましいです。
出っ歯
顎の成長のピークは下顎よりも上顎の方が先に来るため、子どもは上顎前突であることが多いです。しかしそこに、口唇閉鎖不全(お口ぽかん)、指しゃぶり、下唇を噛んでしまう悪習癖、舌のコントロール不良などの要因が加わり、大人になってから本当の出っ歯になってしまうことがあります。子供のうちにしっかりと悪習癖を改善しておくことや、下顎の成長を促してあげることで、子どものうちの出っ歯や上顎前突といったものは改善することができる可能性が高いです。
歯並びががたついて生えてきた
永久歯は乳歯に比べて大きいため、生え変わりの時に顎の成長がしっかり行われないと歯が生えるスペースがなく、がたついて生えてくることがあります。現代の人々は特に食の発展とともに柔らかい食べ物を好む場合が多く、柔らかいものばかりを食べていると歯から顎にかけての刺激が少なく顎の側方への成長が小さい場合がほとんどです。食生活の改善ももちろん良いですが、成長が少ない場合は矯正装置で積極的に成長を促してあげることも子どもの矯正でできることの1つになります。また、側方への成長のみならず、口腔周囲の舌、口唇、頬の筋肉を鍛えてあげることで大人になってからも安定的に並びをきれいに保つことができます。子どもの成長に合わせて装置を組み合わせることで将来大人になった時に抜歯をしたりする矯正治療をしなければならなくなる可能性は低くなります。
奥歯で噛んだときに前歯が噛まない(開咬)
赤ちゃんはミルクを吸う際に舌を前方に突出させる乳児型嚥下を行いますが、これは成長とともになくなって舌を上顎につけて嚥下するやり方に自然と切り替わっていくことがほとんどですが、たまにこの乳児型嚥下が残ってしまう子がいます。舌を前方に突出する力が強いため、上下の前歯が前方に傾斜し、前歯が噛み合わない開咬という状態になります。この癖は大人になってから治すのはなかなか難しく、大人の矯正治療で治したとしても、また後戻りを起こす可能性が高いため、子供のころから癖を治すことが重要です。
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